6週目(6月19日〜25日)
日付 おやつ
6月19日(土) 豚ご飯+ビール酵母+オリーブ油 鶏挽肉、玄米ご飯、人参、燕麦、キャットニップ、パセリ、マッシュルーム、根昆布末+菜種油+ビール酵母 ヨーグルト、煮干
朝ご飯は半分しか食べませんでした。はてな、なぜ。
夕食は鶏挽肉ご飯。毎日ストックご飯を作ってます。

夜、窓辺にヴィッキーは張りついて何かをじっと見つめています。虫でもいるのかと観察していると、ベランダのシューティングスターが、風でゆらゆら揺れているのを眼で追いかけていたのでした。ときどき、前足でガラスにタッチ、シューティングスターは白いので闇夜にもぼんやり浮かび上がり、人間の目にもその様子がはっきりわかります。
光で虫か何かが飛び出し、猫はそれを獲物だと思って狙うという猫のおもちゃがありますが、それと似た効果があります。白いものが風でヒュッ、ヒュッと動くのですから、子猫は興味津々。

6月20日(日) 豚挽肉、豚レバー、玄米ご飯、トマト、椎茸、燕麦、バジル、スキムミルク、珊瑚カルシウム+オリーブ油+ビール酵母 卵、豚レバー、玄米ご飯(麦入)、人参、マッシュルーム、パセリ、燕麦、珊瑚カルシウム+無塩バター+ビール酵母 ヨーグルト、煮干
夏休み中のストックご飯は、一度に作っても4食分ぐらいしかできません。そのため、朝から豚ご飯、夕は卵ご飯作りです。前夜、やっと珊瑚カルシウムが手に入ったので、それも加えてカルシウム対策は万全です。

日曜日は植物たちに水やりの日。インドアプランツも一つずつ水が必要かどうかをチェックします。普通の胡蝶蘭が花をつけワゴンの上にいったので、花のないミニ胡蝶蘭は今ワゴンの下にいます。ワゴンの下の植物達はだいぶヴィッキーのジャンプの洗礼を受けていましたが、ミニ胡蝶蘭は完全にお座布になっていたようです。一番上の葉っぱが裏返って元に戻りません。

6月21日(月) 鰺ご飯+鶏ご飯+オリーブ油+ビール酵母 鯖、玄米ご飯(麦入)、鰹と鯖の混合節、大根葉、キャットニップ、マッシュルーム、パセリ、珊瑚カルシウム+菜種油+ビール酵母
鶏胸肉、玄米ご飯(麦入)、燕麦、さやえんどう、珊瑚カルシウム
煮干、フレッシュスプリットチーズ、クッキー
朝から目覚ましが鳴ってもいないのに、ドアの向こうでヴィッキーがニャッ、ニャッと鳴いています。まだ早いと、無視しているとしばらくして再びニャッ、ニャッとご飯の催促です。鳴き方は小さいとはいえ、目は覚めるし、後20分程で目覚ましが鳴る時間。ドアを開けてまた布団の中にいると....やって来ました。人の顔を前足でグリグリしたり、胸の上にジャンプしたり。あーあ、もうちょっと優しく起こして欲しい。

ヴィッキーには、鯖ご飯の売れ行きが芳しくありません。粉チーズをふりかけ、少し食べ、さらに鰹混合節を混ぜ混み、それでも3分の1ぐらいしか食べませんでした。大根葉を入れすぎたのかも。蛋白質の比率が低いのかもしれません。ストック用にはさらに卵を加えて卵とじにしました。それもあげてみましたが口もつけません。預けられた母は苦労しそう。
何とか食べてほしくて、もう一種類鶏胸肉ご飯も作ってしまいました。旅行中のストックご飯を作っておかなければならないし、仕方がないといったところです。
充分な量を食べていないヴィッキーは、マカロニサラダのマカロニを拾い食い。マヨネーズで混ぜているときに、マカロニがちょうどヴィッキーの食事場所に落ちたのを拾わずにいたからです。ひょっとして食べるかも、と推察したのが当たりました。ゆで卵の黄身がついているのが良いらしい。

6月22日(火) 鰤ご飯+ビール酵母+オリーブ油 ライトツナフレーク缶、オリーブオイルづけツナフレーク、玄米ごはん(たかきび入)、マッシュルーム、人参、燕麦、キャットニップ+ビール酵母 煮干、ヨーグルト
朝ご飯は匂いを嗅いだだけで口もつけないので、また粉チーズをかけました。それでも全然食べようとしません。しかし、会社に行かなければならないし、原因を探っている時間はありません。お腹は空いているようです。食べ物が目の前にあって餓死する動物はいない、という本の言葉が浮かび、そのまま無視することにしました。
洗面所から戻った私が見たものは、ヴィッキーが食卓のサプリメントを舐めている光景でした。食卓にだけは上がってほしくないので、ヴィッキーが乗りそうになるたびに「ダメッ」と注意していたのに効果がなかったのかと、「何してるの!」言いつつ、ピシャッと叩きました。夫用に取り分けている最中に、ヴィッキーは椅子の上からこちらを見ていたのですが、『何だ食べ物じゃないのか』と思っていると、私は考えたのです。どうもヴィッキーの思考を取り違えていたようです。気に入らない手作りご飯よりサプリメントの方がいいのかとがっくりくる私。

帰宅すると、朝ご飯を3分の1は食べた形跡がありました。他に食べる物がなければ致しかたなし、ですね。夕食は缶詰を使ったツナご飯です。先代ヴィッキーは後年、マグロぐらいしか食べなくなってしまったので、猫缶のマグロが未だ残っています。ちびヴィッキーの食卓にマグロがあがるのは、いまのところ結果的に隔週ぐらいです。

6月23日(水) 豚ご飯+ビール酵母 鰯刺、玄米ご飯(たかきび入)、燕麦、バジル、珊瑚カルシウム 煮干、フレッシュスプリットチーズ、ヨーグルト
帰宅すると朝ご飯は完食していました。きれいに食べていると嬉しい。

ストックご飯はやっと予定の分に到達したので、本日は通常どおりの量。鰯をお刺身にして、いつもの煮たご飯を3分の1量ほど混ぜ込みました。ヴィッキーの評価はというと、お皿に残っていたのは玄米ごはん数粒と燕麦二かけぐらい。鰯は何にも残りませんでした。鰤のときは鰤の身も残っていたのに、やっぱりお刺身が好きな猫は多いのだと確信した次第。

青魚は不飽和脂肪酸が多く酸化しやすく、そのため体内のヴィタミンEが消費され枯渇しやすいので、青魚を常食している猫は黄色脂肪症になるとか。ヴィッキーは鰺も鰯の刺身も好きです。生魚はヴィタミンB1を破壊するチアミナーゼを含むので、与えすぎるとヴィタミンB1欠乏症にもなるとか。日本の猫はやっぱりお刺身でっしょ、と思いつつも、もっと肉食の比率を高くした方がいいのかとも思ったり。ご飯に加えることのできるヴィタミンEの多い食品を調べてみましょう。

6月24日(木) 鶏ミルクご飯+無塩バター+ビール酵母 鶏挽肉、鶏レバー、玄米ご飯、燕麦、人参、コリアンダー、珊瑚カルシウム+ビール酵母+グレープシードオイル 煮干、フレッシュスプリットチーズ
夕食の鶏ご飯は匂いを嗅いだだけで食べようとしません。鶏レバーが冷凍庫の中で変質していたのかもしれないと、レバー抜きでもう一度作り直してみました。猫は脂質の変成に敏感なのだそうです。
お試し用に小指の先ほどの量をお皿にとると、食べるではありませんか。そこで、通常量を盛ると、またもや食べようとしません。なぜ。
単なるわがままかもしれないと、お風呂に入りながら日記を読み返しつつ悩みました。入浴後、お皿を覗くと食べた形跡がない。チーズまで振っておいたのに、チーズの効果がなくなっています。混ぜた方がいいのかと手でかき回していると、ヴィッキーが寄ってきました。ごはんのついた指を差し出すと、ぺろっと舐めてからお皿のご飯を食べだしました。なぜ。
6月25日(金) 鶏ご飯+ビール酵母+グレープシードオイル 牛バラ肉、玄米ご飯(麦入)、キャットニップ、パセリ、人参、珊瑚カルシウム+グレープシードオイル+ビール酵母 おやつなし
ヴィッキーは、食事が新鮮かどうかに対してかなり敏感なのではないか、と思っています。朝ご飯は、おそらく6日前の鶏ご飯。
ここのところ、ストック用のご飯作りに忙しかったので、2〜3日前ぐらいのご飯をうまく回転させることができなかったのです。毎回、必ず火を入れてから冷ましていますが、案の定、朝ご飯の食いつきはよろしくない。冷蔵する場合は、きちんと日付の付箋をつけておかなければ。
それにしても、新鮮かどうかの判断が人間の許容範囲より厳しいのは、動物としては当たり前のことかもしれません。体調不良を起こすと人間はすぐ薬を飲むけれど、食事管理を厳しくすればお腹の調子を整えるのは、そう難しいことではなさそうです。自戒。

人間の晩ご飯は、ハヤシライスを作りその牛肉を少し取り分け1食分のヴィッキーのご飯を作りました。早めに人間も猫もご飯を食べてから、実家の母の所に一目散。ヴィッキーには、1週間はフラワーレメディ(ウォルナット)を餌に混ぜてもらうようにし、人間たちは旅行にいざ出発です。