2004年10月
10月1日(金) 鶏レバー、ハツ、鶏挽肉、玄米(黒米入り)、スープセロリ、人参、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
注文しておいた鶏レバーがハツ付で届いたので、2回分に分け、人間もご相伴(2羽分)。人間用は甘辛く味付け、紅花を入れ、さらに血行を良く。猫用は、相変わらずなんの味もつけないおじやです。黒米は古代米の一種で、ミネラル豊富でアントシアニンも含まれています。積極的に取ろうという気になっていると、ついつい注文してしまいます。おかげで、圧力鍋の内鍋は赤く色づいてきてしまいました。ご飯を炊くのに圧力鍋を使っていると、新品鍋もアッと言う間にくたびれてしまいます。
10月2日(土) 鶏レバー、ハツ、鰆、さつま芋、ローメインレタス、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
冷凍庫に玄米ご飯がスッカラカンでした。私としたことが。仕方がないので、さつま芋で増量し、ローメインレタス一枚を細かく刻んで入れました。魚系が極端に少なくなっている近頃のメニューを気にし、鰆の切り身も加えました。ところが、なんだかあんまりヴィッキーの食いは良くありませんでした。レバーが入って入ればごまかせるかと思ったのに。
10月5日(火) 豚荒挽肉、玄米ご飯(黒米、緑豆入り)、スープセロリ、キャベツ、人参、真昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
豚は普通の挽肉の方がヴィッキーの好みのようです。歯ごたえのある荒挽きは、あまり食べてくれません。細切れのときもあまり食べませんでした。翌朝、久しぶりに残しているご飯を見たときは、がっかり。
10月7日(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(黒米、緑豆入り)、人参、チンゲン菜、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
挽き肉でないときは、小さく刻むのに時間がかかります。ヴィッキーは、多少大きめでも噛み切って食べられるくらいには成長してきましたが、それではご飯との絡みがよくありません。肉を真っ先に拾って食べるから、均一にご飯と肉が混ざっていないと。
10月9日(土) 豚挽肉、豚のレバーペースト(市販品)、玄米ご飯(黒米、緑豆入り)、人参、春菊、珊瑚カルシウム、ビール酵母
豚のレバーペーストは人間が食べるとおいしいけれど、前回ヴィッキーのご飯に入れたときはただのレバーより喜びませんでした。だから、今回は多少控えめにしましたが、春菊は刻んでいたら結構多くなってしまいました。こんなに入れて食べるんだろうかと懸念しつつ出してみると、ちゃんと完食してくれました。猫って本当に匂いが強い野菜が好きなんですね。
10月10日(日) 朝、目覚時計が鳴る近辺や、鳴ってもまだ飼い主が起きてこないと、ヴィッキーはドアの外でカリカリ引っかきながらニイニイうるさいことうるさいこと。寝ぼけまなこでやっと扉を開けると、ヴィッキーは即座に飛び込んできて私のそばにスリスリしたり、乗っかったり、飛びついたり。ご飯が欲しいだけでこんなにうるさいのか、人間が恋しいのか。
母猫のオッパイを揉む甘えの仕種だというグーパーグーパーを、所かまわずします。太股や腕、肩にされるのは、まあいいとしても、朝トイレにまだ行かないうちに膀胱の辺にされるのは困ります。グーパーグーパー、手を閉じたり開いたり、力も結構強くなりました。
10月12日(火) 豚挽肉、玄米ご飯、人参、春菊、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
鶏ご飯の間に豚ご飯が入るワンパターンの食事になりつつあります。豚肉は鶏より喜んでもらえませんが、牛肉よりは食べるので仕方がありません。
10月14日(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(大正金時入り)、人参、牛蒡、きゅうり、煮干、山羊ミルク、ビール酵母、小麦胚芽
久しぶりに山羊ミルクを加え、煮干を粉々にして入れたので珊瑚カルシウムは必要ないと思い、入れませんでした。大好きなはずの鶏ももの半生のご飯なのに、ちょっと不服そうなヴィッキー。なぜ? 山羊ミルクがお気に召さないのか、悩みます。
10月16日(土) 鶏もも肉、玄米ご飯(黒米入り)、人参、牛蒡、真昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
細かく刻んだ牛蒡入り鶏ももご飯。定番だけど、せっせと良く食べ、そして前足でお口をふきふき現れるヴィッキー。いつもこうであってほしい。
10月17日(日) 鶏皮なしもも肉、鶏レバーとハツ、豚レバーペースト、玄米ご飯(黒米入り)、ほうれん草、セロリの葉、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
鶏レバーがあるというのに、先週の豚レバーペーストを食べずにチルドに入れっぱなしでした。なんということ。仕方がないので、両方入れました。レバー過多かもね。まあ、毎回ご飯にレバーが入っているわけではないから、いいでしょう、と自分に言い訳しつつ。ヴィッキーはレバー入りご飯が大好きです。
10月18日(月) 豚挽肉、鶏レバーとハツ、玄米ご飯、セロリの葉、人参、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
頼んでおいた鶏レバーが来ると、またまた人間用に2羽分取り分け、甘辛く煮て紅花を一振り、残りのレバーは二つに分け、昨日1回分を使ったので、本日はその残りです。豚ご飯でも、レバー入りだとヴィッキーを何となくごまかせるのがいいところ。
10月20日(水) 食卓でテレビを見ている私の足元に、ヴィッキーがやって来ました。なんだか距離を計っている気配がしていると、左膝の上にピョンと飛び乗ってきました。つい、ちょっと前まではそんな芸当はできず、飛び乗ってはすべって落ちていたのに。目標とする高さに適格に飛び上がれるようになると、なんだか一人前の猫(一猫前というのか)になってきたような気がします。
10月22日(金) 鶏手羽肉、玄米ご飯(丸麦入り)、人参、キャベツ、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
鶏肉も挽肉と鶏ももだけでなく、食感が違う部位を出した方がいいかと思い、手羽のコラーゲンがたっぷり入ったところを使いました。おいしそう。食べてる食べてる。
10月23日(土) 朝、私の目覚ましが鳴ると、あいかわらずヴィッキーはドアを引っかきながらニイニイ、ニイニイ鳴きます(ときどきは、目覚ましが鳴る前から)。そのままにしているとうるさいので、ドアだけ開け、また半身だけ起こして私がぼーっとしていると、ヴィッキーは私の膝の上に乗り、胸に向かって来ます。胸にグーパーグーパーマッサージされたくないので、膝の上に仰向けにころがしたり、顔を撫でたりすると、気持ち良さそうにしています。朝のスキンシップは最近の日課になりつつあります。
10月25日(月) むき鰈、玄米ご飯(黒米)、人参、小松菜、真昆布末、燕麦、珊瑚カルシウム
肉なし魚だけのご飯をはたして食べるかなあと、味の強い小麦胚芽と、ビール酵母を除き、素材で勝負のご飯を作りました。まあ、ほそぼそと長い時間をかけて食べていました。少しだけ成長した燕麦も、久しぶりに登場です。
10月27日(水) ソファに寝ころがってテレビを見ていると、ヴィッキーがやって来て私の頭の真上の背もたれの上に座り込みました。何だか頭の上に重量感がある。真上だと、ヴィッキーがどんな格好をしているのか見えません。一緒に、テレビを見ていた夫に「ねむねむ猫してる?」と聞くと、「うん、顎を君の頭に乗っけて寝てる」ですって。おまけに前足を人の頭の上に乗せてるのです。動物と一緒に暮らしていると、清潔とはとてもいえません。
10月28日(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(黒米入り)、人参、セロリの葉、じゃがいも、春菊、燕麦、バジル、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
ふさふさとは言い難い燕麦の葉を入れて、トロミがつかなかったので、手近にあるジャガイモも細かく切って入れました。鶏肉は細かく切って、ほとんど生で煮たご飯と一緒に混ぜると、やっぱりお肉は一かけらもなく食べたけれど、ジャガイモとご飯は残していました。ジャガイモを使うときはドロドロになるまで煮た方がいいかも。
10月29日(金) 鶏挽肉、鶏レバーとハツ、鱈、玄米ご飯(うずら豆入り)、白菜、燕麦、バジル、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
燕麦の隣に植わっているバジルは、人間が食べないのでまだふさふさして花まで咲いています。燕麦を取るついでにバジルの上の方を取り、それだけでは野菜が足りないので白菜を加えました。うーん、バジルが入るのはあまり好きではなさそう。
10月30日(土) めばち鮪の刺身+冷凍ご飯を温めたもの
人間用の鮪丼のおすそ分けで、サクの端の方の2切れを細かく切ったものを、冷凍ご飯の横に別皿にして置きました。早速ハグハグと食べているヴィッキー。とってもおいしそう。食べ終わってペロペロしている姿を見ると、とっても満足そうです。
びんちょう鮪よりめばち鮪の方がおいしいですね。びんちょうかと勘違いして一口食べると、んん、おいしいではありませんか。ヴィッキーがあっと言う間に食べたのもうなずけます。
10月31日(日) 豚挽肉、鶏レバーとハツ、玄米ご飯(うずら豆入り)、春菊、セージ、真昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
一度ご飯を炊くと、ヴィッキー用のご飯として少量をラップに包み冷凍します。うずら豆入りご飯のときに何個か冷凍していたので、続いて同じ内容のご飯になりました。黒米のときは黒米が続きます。1回の食事の内容だけを見れば偏っているかもしれませんが、1週間、1か月そして3か月という単位でみて、過不足がなければそれでいいと思うのです。人間だって自給自足をしていたら、その季節に畑でとれる作物は均等にいろいろあるわけではなく、旬にとれた同じ作物を毎日食べることになるでしょうから。
キャットフードは、その商品全体がバランスのとれたものでなければ買ってもらえないので、いろいろもりこんでいるのです。でも、同じものを毎日毎日食べさせられるのは、猫には嬉しいことなのかな。