猫引き取るまでの面会葉っぱ

子猫の二代目ヴィッキーは、ペットショップの方針で、誕生日から3か月たたないと引き渡してもらえませんでした。最初の2か月は親の免疫を引き継ぐ期間、次の1か月は社会性を学ぶ期間ということでしたが、初めて会ったときには生まれて1か月半でショップに連れて来られ、他の子に比べるとずい分小さいなあという印象でした。原則として3か月たたないと、ということだったので、他の子のように大きければ早めにワクチンを打ったでしょうから、交渉次第で早く引き取ることもできたかもしれません。
結果からいうと、3か月でやっと他の子の2か月の体格と同じくらいでした。5月15日に引き取りたいいう希望に対し、2回目のワクチンは5月10日でした。その前の週に面会に行くと、クシュンクシュンくしゃみをしているではありませんか。ワクチンを打つことができるかどうか、私はずい分やきもきしました。

結局、毎週2〜3回、1か月半の間面会に行きました。生まれて1か月半〜3か月の猫の成長を見逃す手はないと思ったのと、ショップの方でも「面会に来てくださいね。匂いも覚えますしね。」と言うからでした。
英国では、ペットの生体販売は禁止されているし、誕生から3か月たたないと販売されないそうです。私には長い1か月半でしたが、確かに先代ヴィッキーに比べると、社会性は学んだようで、宅配便の人が来て驚いて逃げるなんてことはありません。ショップのケージの大きさは他のペットショップとそれほど変わりはありませんが、居心地は良さそうに思えました。

猫がいなくてペットロス状態の私は、他のペットショップにいるチンチラの雄たちが、一匹は首の後ろの毛がごっそり抜け、一匹は肛門が赤くただれているのに気がつきました(それぞれ違うショップです)。新聞記事でペットショップの調査結果が載っており、休み時間を設けていないとか、夜6時以降も営業しているとか、ペットの健康を考えていないショップが多いとありました。そうですよね、ペットたちは1日中顔見せ興行をしているようなもの。自由にのびのびという環境とはかけ離れています。