5週目(6月12日〜18日)
日付 おやつ
6月12日(土) 鶏胸肉ご飯+オリーブ油+ビール酵母 鱒、玄米ご飯(麦入)、スキムミルク、根昆布末、燕麦、キャットニップ、レタス+菜種油+ビール酵母 ヨーグルト、煮干
鱒はあまりお気に召さなかったようです。匂いをかいで口もつけずに、キュイキュイいってます。仕方がないので、パルメザンチーズのお世話になることに。
こういうものをかけて匂いが変わると猫が食べるということは、市販のキャットフードも食いつきを良くするためにいろいろコーティングしているのはありあり。本には猫の食いつきのいいフードが良いフードとは限らない、とありましたが、同感です。脂肪を不必要にかけているものもあるそうなので、そんなフードを常食していたら肥満猫があっと言う間にできあがります。
6月13日(日) 鮪ご飯+無塩バター+ビール酵母 鶏挽肉+玄米ご飯(麦入)、プチトマト、燕麦、バジル、大根葉+ビール酵母+菜種油 ヨーグルト、煮干
朝、椅子に座ってサプリメントを飲んでいる私の膝にヴィッキーが飛び乗ってきました。膝の上に前足の爪をかなりかけてジタバタしながら。日曜はいつもより私が1時間は遅く起きるので、ヴィッキーはお腹がすいたらしい。アピールの仕方を心得ています。

夫と二人で、最近ではめずらしく昼寝。ヴィッキーは、枕元で私の髪の毛にじゃれたり舐めたり。人間の髪の毛は毛づくろいしなくていいのよー、眠たい。うとうとしていると、そのうち私の右手と胸の上にヴィッキーはちゃっかり移動。30分程、そのまま双方とも寝てしまったようです。夫の方にいかなかった訳は、私がご飯係だということを良く認識しているということですね。親しい人間イコールまんまと直結しているのです。

6月14日(月) 鱒ご飯+ドライ3粒+ビール酵母+無塩バター 鱈、玄米ご飯(たかきび入、あさり、ぶなしめじ、燕麦、キャットニップ、プチトマト、キャベツ、根昆布末+菜種油+ビール酵母 ヨーグルト、煮干
鱈ご飯に玄米ご飯を入れすぎたかもしれません。おまけに水を入れすぎてチャプチャプ状態です。ヴィッキーは一応全部食べましたが、夜寝る前に余ったスープをお皿に入れても飲んでくれませんでした。あさりは気に入っているようでした。亜鉛不足にならならように、消化不良を起こさない程度に加えます。

例のごとく私がソファに座っていると、ヴィッキーは背もたれにジャンプしてきました。そして、また髪の毛を舐めたり前足で梳いたり、私の首の後ろでひっくり返ってゴロニャンです。首をちょっとひねって観察すると、仰向けになってひっくり返っています。けれど、後ろを完全に振り向いたらその行動をやめてしまうかもしれないと思い、そのまま前を向いていました。私の頭の後ろではガサゴソガサゴソ、ぬいぐるみではない生きている動物だからこそ、こちらが意図しない行動を発見するのが喜びです。

6月15日(火) 鱒ご飯+ビール酵母+オリーブ油 豚挽肉、玄米ご飯(たかきび入)、プチトマト、燕麦、レタス、セージ、根昆布末+ビール酵母+菜種油 ヨーグルト、煮干
以前、セントポーリアを栽培していた頃の名残で、ローチェストの上に植物育成ランプ、その下に観葉植物を置いてあります。チェストの前にはワゴンがあり、その上にも植物たちがひしめいています。それはミニジャングルといったところ。
チェストの下には籐のマガジンラックがあり、30cm ぐらいの高さですが、その上にヴィッキーはよく飛び乗ります。そして、初めてその上のチェストにジャンプしました。植物だけではなく小椅子に座った木のキリンや縞馬、たわしの狸などの小物をうまく避け、ヴィッキーはディシュガーデンのワイヤープランツにすりすり。苔も張ってあるので子猫には芝生のように見えるのかも。
6月16日(水) 鱈ご飯+鰹節+ビール酵母+オリーブ油 鱒ご飯+鰹節+スキムミルク+ビール酵母+オリーブ油 ヨーグルト、煮干、フレッシュスプリットチーズ
鱒といっても海鱒です。飼い主のサーモンステーキ用から取り分けて使用。人間用はガーリックをがんがんに加え、オリーブ油でソテーし、醤油と柚酢をかけたので、それなりに香ばしくおいしかったのですが、煮ただけの鱒ではあまり味がなさそう。よって、スキムミルクでミルク味にし、鰹節の助けも借りて何とか食べさせました。

最近、ヴィッキーは家に来た日ほどウルウルした潤目ではなくなっています。水(すい)の代謝がよくないので、くしゃみを多発していたのが、少し改善されて涙目でなくなったということですか。潤目は潤目で可愛かったけど、体調不良のせいとは気がついていませんでした。斜視の人がどこか魅力的に見えるのと似ています。今のヴィッキーの目は出目のビー玉です。光の加減で眼球の中が透けて見えると、本当にビー玉みたい。

6月17日(木) 鱈ご飯+鰹節+ビール酵母+オリーブ油 鰺、しじみ、玄米ご飯、人参、燕麦、キャットニップ、根昆布末+菜種油+ビール酵母 ヨーグルト、煮干
帰宅してまだヴィッキーのご飯を作る前に電話が鳴り、ヴィッキーは立ちながら電話する私の横の椅子に飛び乗り、一生懸命アピール。アピールといっても先代ヴィッキーのようにニャアニャアうるさい訳ではなく、静かに態度でご飯の催促です。はいはい、ニャゴニャゴ言わなくてもその行動でわかるものなのね。
夏休み中に母に預けるための鰺のストックご飯は、結構時間がかかります。人間用の鰺のたたきと一緒に作っているので、さらに面倒。小骨がささったりしないよう手で分解したりと、一番手間がかかるご飯を作ってる、などと考えながらの作業です。

近頃、ヨーグルトを一気舐めでお皿がツルピカ状態になると言うことがなくなりました。夜、お皿にヨーグルトを入れてあげると、すぐに吹っ飛んできますが、ヨーグルトがまだ残っている状態で、いったんお皿から離れてきます。しばらくすると、全部なめてしまいますが、以前に比べるとヨーグルトは人気は下火になりつつあります。毎日食べさせていて大丈夫なのだろうかと心配していたのが馬鹿みたい。自分の必要としている栄養は本能で知っているのでしょうか。そうであってほしいです。

6月18日(金) 鱈ご飯と豚ご飯+粉チーズ+ビール酵母+オリーブ油 鰤、玄米ご飯、人参、燕麦、キャットニップ、根昆布末+菜種油+ビール酵母 ヨーグルト、煮干
2種類目のストックご飯は、鰤ご飯です。かまなどという骨の多い部位で作ったので、意外と時間がかかりました。まあ鰺ご飯ほどではありませんけど。

朝は我々の寝室の戸口でニャッニャッと鳴いてご飯の催促。起きてちょうだーい。
帰宅後は顔を洗っている私の足の上にまんじゅうと毛の感触が。ちょっと離れたところで催促されるより、スキンシップされる方が親しみが湧くというものです。