2004年8月
8月1日(日) 先週から水鉢を置いています。水草を入れ、青系の浮き玉を浮かすと涼しげで、夏にはもってこいです。いつも、夏になると水鉢用の瓶がほしいけれど、ベランダに置いたら冬の間は邪魔になるだけだし、と躊躇していましたが、第一園芸で家の中で楽しむガラスの水鉢をディスプレーしており、これなら小さいし植物育成ランプの下に置けば、夜帰宅したときにも楽しめると思ったのです。
ところが、水草には糸みみずが何匹も付いてきて、魚が鉢の中で泳ぐ姿は可愛らしいけれど、みみずだと思うと気持ちが悪い。とりあえず、すべて除いてはみましたが、夫曰く「卵がついているかもしれないから、また出てくるよ。メダカを2、3匹入れるといいんだよね。」。水の入った鉢を置くだけで、ヴィッキーがいたずらしないか心配だったのに、そのうえメダカを入れるなんて。
と思いつつ、コッピー(カッパーフィンの愛称)が2匹ガラスの容器に水草や珊瑚の砂とともに入っているものを買ってきてしまいました。

ヴィッキーは、毎日のように水鉢のおいてあるローチェストの上に飛び上がっています。顔を水面の上に持って行ってチョロッと水を舐めたり、手をちょっと出したり。それほど、興味がある様子ではありません。魚がいるのを気づいているのかどうか。今のところ、コッピーたちは無事です。

8月2日(月) 鶏挽肉、玄米ご飯(たかきび入り)、プチトマト、キャットニップ、ルッコラ、いんげん、椎茸、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
ヴィッキーが魚を煮たご飯だと食べないので、肉のご飯を作ると一食分ずつラップし、さらにジップロックに入れて冷凍庫に入れています。それがあるのに、どんどん新しいご飯を作るわけにもいかず解凍して出していますが、今日は作りたてをあげたくて鶏挽肉ご飯を作りました。材料を全部入れ水を少し入れて煮るだけですが、さすが作りたてだとヴィッキーの食べる勢いが違います。
8月3日(火) 鰹の藁焼き、レバー入り豚ご飯
肉ばかりでは飽きるから、せめて週に2回ぐらいは魚の日にしたいと、自分たちの夕食の鰹の藁焼きを少しヴィッキーにあげました。鰹の方はあっと言う間になくなりましたが、豚ご飯のお皿はすぐには、空になりませんでした。時間をかければ食べてくれますが、短時間で空状態は最初の頃だけで、遥かかなたになりつつあります。
8月4日(水) 夕方、ベランダの植物に水やりをしていると網戸でミシミシいう音が。ハッと振り替えると、ヴィッキーが白やもりに変身し、網戸の上の方に張りついていました。顔の見える内側から見たのは初めて。背中側から見ると顔が見えないので、もっととぼけていておかしいけど、振り向きざまに目と目が合ったとたん、あっと言う間に飛び下りてしまったので、残念。もうちょっと眺めていたかったのに。
さてさて、夜には、隣の部屋で再びやもり、もしくはむささび状態。メリメリ、ミシミシ、そして脱兎のごとく駆けてきて、こちらの部屋の網戸に向かいミシミシミシ。おもしろんだから、もうちょっと上の方で静止していてくれたらいいのに、張りついているのはほんの一瞬です。網目が寄って虫が通過しそうな穴になったら、そうおもしろがってはいられないのでしょうが、体重2kgはあるのに網はほんのちょっとしか広がっていません。5本の爪、いや20本の爪で均等に体重を分散しているのか、器用な奴。
8月5日(木) 鰺の刺身、鶏ごはん
冷凍してあるご飯に記名していないので、いったいなんのご飯かはわかりませんが、多分鶏でしょう。小さめの分量のものをいったん与え、半分ぐらい食べてからどこかに行っていましたが、私が鰺をさばいているとヴィッキーが寄ってきてニイニイ騒ぎだしました。魚の煮たのは好きではなくてもお刺身は好きなのです。お刺身をご飯に混ぜたものは、食いが悪いので、いろいろ混ざった鶏ご飯にプラスして単品で鰺の刺身を出すと、一気にお皿はきれいに空。栄養を考えていろいろ入れているご飯は、最近喜んで食べないのに、チーズ単品や刺身単品の方をウハウハ食べられると、飼い主としては複雑な気分です。
8月7日(土) 夫にヴィッキーの夕ご飯を頼んで出かけました。ヴィッキーが欲しいと言ったらあげて、と言っておいたら、9時過ぎに帰ったときには、欲しいと言ったチーズだけをあげた、と言われました。夫がつまみに食べていたフランス産のモッツァレラ(なぜフランス産か)を少しあげたらしい。味見をして塩分を確かめてみる。結構入っているような気がします。猫に絶対塩分をあげてはいけないということはないらしいですが、いつもより水を飲んでいるのをみると、猫には余分なくらい入っていそう。
8月8日(日) 鶏胸肉、玄米ご飯、燕麦、キャットミント、きゅうり、小麦胚芽、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
鶏胸肉は細切れ生の状態で、その他を全部煮た熱いご飯と混ぜました。比率は鶏肉の3分の1程度です。匂いを嗅ぐと香ばしいけど一種独特の小麦胚芽の匂いがし、ビール酵母をさらに混ぜるとその匂いも入り混じり、食べるかな、といったところ。ヴィッキーは最初は中腰状態でしたが、次第に腰を落として食べ始めました。何時間かたち、最終的には鶏肉は全部食べていましたが、ご飯部分はほんのちょっと残していました。肉にくっついているご飯は一緒に食べているけれど、ご飯だけだとちっともおいしくないということでしょうか。
ヴィッキーは、最近お腹周りがコロコロしていて、抱き上げると身長の割にはずしっと重たい気がします。そこで植物油を加えていません。生の魚を与えるときに必要なヴィタミンB1や、青魚を与えるときにはヴィタミンEが枯渇しないように、両方を兼ね備えている小麦胚芽を食事に混ぜることにしたのですが、小麦胚芽独特の存在感を主張する匂い。毎度これを混ぜてもヴィッキーが気にしないかどうか様子見です。
8月10日(火) 鰯刺身、玄米ご飯、クッキングトマト、燕麦、バジル、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
鰯の刺身に玄米ご飯他を煮たものを混ぜました。ヴィッキーは、ほんのちょっぴりしか食べませんでした。鰯を単品で出した方が、鰯だけでも食べたかもしれません。嗜好が変わったのか、悩みます。あまり食べてくれないと、パズルをするような気分で猫の好みを探す余裕もなくなってしまいます。ビール酵母が気に入らなくなったのかなあ。
8月11日(水) 朝は鶏挽肉ご飯、夕は鶏胸肉ご飯
朝、夕とも、冷凍しておいたご飯です。ラップに包んであると、何ご飯かはあまりよくわかりません。たまたま朝夕とも鶏ご飯でしたが、双方とも時間はかかったても完食でした。これらには、ビール酵母も珊瑚カルシウムも入っているから、ヴィッキーが食べないご飯の理由はこれらのせいではないらしいです。
8月12日(木) 朝は、例の鰯のご飯。ストック用は煮てあります。案の定、全然口をつけません。朝ご飯を食べる気は満々だったので、ご飯が気に入らない様子です。クッキングトマトが良くなかったのかもしれないと、ふと思いました。普通のトマトより煮くずれしやすいので、全体的にトマト味になるからです。今まで、トマトは入れても少量だったし、全体がトマト味になるというわけではなかったから。まあ、トマトが嫌いなら他の野菜もあるさ、ということで別のものを入れることにします。
8月14(土) 豚挽き肉、玄米ご飯(たかきび入り)、燕麦、つるむらさき、きゅうり、小麦胚芽、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
つるむらさきはぬるぬるしているだけでなく、独特の風味があるので気に入ってもらえるのかどうかわかりません。でも、モロヘイヤが好きなのだから似たようなものだろうとご飯に加えてみました。案ずるより、でした。ときどき、猫って変なものを食べるなあ、というのが感想です。
8月15日(日) 鶏モモ肉、玄米ご飯(丸麦入り)、燕麦、レタス、山羊ミルク、ほうれん草、小麦胚芽、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
作りたてのときは鶏肉を生で刻み、煮たご飯をからめて与えていますが、お肉にくっついているご飯は自然と口に入っても、ご飯だけの部分は残してしまいます。そこで、今回は鶏のミルク煮風で山羊ミルクを加えました。人参があればすりおろして入れたいところですが、最近ベジタの箱(大地宅配)に全然人参が入りません。単品で頼んだときにベジタとだぶるのが恐くてなかなか頼めないのです。人参を入れると彩りがきれいなんだけどなあ。
8月17日(火) 鰹のたたき、豚ご飯
肉ばかりでは変化がなく、かといって魚を煮ると食べないので、仕方なく単品でお刺身をあげています。栄養の偏りを防ぐために、冷凍しておいた少なめの豚ご飯も一緒に。一週間のメニューとしては、鶏挽き、豚挽き、鶏ももなどの繰り返しの中に2回ほど魚をお刺身で。
8月19日(木) すずきの刺身、鶏モモご飯
夏は暑い分、寝苦しい夜が続きます。せっかく眠っていたのに、目覚ましがならないうちからヴィッキーに起こされました。私の頭の後ろにぴったりとつっつき、ごそごそ動き回る毛むくじゃらの動物の気配。勘弁してくれ。眠らないと、さらに体力が落ちてしまう。夫の方を起こしに行かないのは、ご飯をくれる人をちゃんとヴィッキーが知っているからです。あーあ。
8月20日(金) 豚挽き肉、玄米ご飯(黒米入り)、燕麦、アスパラガス、モロヘイヤ、べか菜、小麦胚芽、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
アスパラやモロヘイヤはヴィッキーの好きな野菜です。最近、材料のバリエーションが乏しく、味の変化は野菜部分ぐらい。
8月24日(火) 鶏もも肉、鶏レバー、玄米ご飯(丸麦入り)、燕麦、キャベツ、小麦胚芽、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
冷凍の鶏レバーをチルドルームに入れておいて、すっかり忘れていました。レバーこそ、鮮度が良い物を猫にあげたかったのに、プリプリの状態は過ぎてしまいました。なんたること。それでも、形がととのったものを猫まんまにし、多少崩れたものは甘辛く煮て人間が食べることにしました。猫ご飯としては、レバーの入りすぎといえるほどの量ですが、毎回少量ずつ材料に加えるのは面倒なのと、いくら冷凍しておいてもだんだん鮮度が悪くなっていくので、どかんとレバーご飯を4回分ぐらい作り、次の週はレバーなしご飯にしています。
8月27日(金) しゃもモモ肉、玄米ご飯(黒米入り)、燕麦、ゴーヤ、青紫蘇、小麦胚芽、根昆布末、珊瑚カルシウム
キッチンドッグ(犬の惣菜のお店)では、ゴーヤの入ったご飯を犬が結構食べると本に載っていたので、おそるおそるゴーヤを刻んで煮込みました。お鍋のご飯を味見すると、やはり苦い。はたして食べてくれるのか。しゃもを生で細かく切り、煮たご飯をその3分の一程度混ぜ、ヴッキーにあげてみると、いやはや、結構食べていました。飼い主が偏見を捨てれば、犬猫の食べられるものは案外多いのかもしれません。
8月29日(日) とろびんちょう鮪の刺身、豚ご飯
とろびんちょうのお刺身は何も加えずお皿に入れて先に置き、いつもより少なめの豚ご飯を電子レンジで温めたものを別皿にし後で置きました。とろびんちょうの方は、すでに半分ぐらい食べていました。結局時間はかかりましたが、両方のお皿は私が寝る前には空になりました。鰹と鮪のお刺身はちゃんと食べます。