2005年2月
2月3日(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(大正金時入り)、人参、レタス、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
鶏もも肉だけではあっさり系だとでも思っているのか、最近は喜んで食べません。しかし、何をあげたらいいのか、迷います。
2月5(土) 鶏砂肝、鶏レバー、玄米ご飯(小豆入り)、人参、セロリの葉、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
ヴィッキーが臓物を好きなのは、こくがあるからなのでしょうか。砂肝も、レバーも、ハツも好んで食べます。セロリも好きだからと、切っていたら入れすぎてしまいました。ヴィッキーを抱くとセロリの匂いがします。
2月6日(日) 鶏砂肝、鶏レバー、卵、玄米ご飯(丸麦入り)、小松菜、セロリの葉、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
久しぶりに卵を加えてみたら、何だかあまり食が進みません。卵入りは以前もあまり食べた記憶がなかったのですが、砂肝やレバーが入っているので、まあいいかと、入れてみたのです。あまり食べてくれないと、ひたすら食材がもったいないという思いが強くなります。人間が食べると、おいしいと思える平飼い卵なのに。もったいないから、卵はもうあげないなんてやっていると、食材の幅がどんどん狭くなっていきます。
2月8日(火) 最近、私は中華料理に凝っています。肉に下味をつけるときには卵を入れるとふっくらボリューム感が出て仕上がるのでほんの少量つかいますが、そのときうっかり卵を床に落としてしまいました。べたべたするから早く拭き取らねば、と、ティッシューを手に持ち拭こうとすると、いち早く音を聞きつけたヴィッキーが生卵に顔をつけています。まさか、生卵を食べるわけではないよねと思いつつも、しばらく様子を見ることにしました。
なぜか、調理した卵は好まないくせに、生卵はペロペロきれいに舐めてしまいました。????。野生の猫は調理した卵なんて食べない??
2月10日(木) 夕ご飯が待ち遠しいヴィッキーは、立ったまま郵便物を読んでいる私に向かって、ジャーンプ。お腹辺まで、ヴィッキーの前足がやってきました。わかった。わかった。はい、はい、ご飯ね。
あまり、ニャーニャー鳴かない猫は、催促する動作も何を催促しているのかはっきりわかる大胆アクションです。
2月12日(土) 鶏もも肉、玄米ご飯(白いんげん豆入り)、人参、松の実、サラダほうれん草、つぼみ菜、珊瑚カルシウム、ビール酵母
鶏もも肉だけでは食が進まないかと、松の実を入れてみました。ほんと、試行錯誤しています。お腹がすけば、多少気に入らないご飯でも食べるけれど、猫より犬の方が好き嫌いが少なそうでうらやましい。でも、私は猫の尻尾や前足がたまらなく好きなんです。
2月13日(日) 毛玉吐きの2回目を発見しました。家に来てこのかた、毛玉吐きは先代ヴィッキーに比べるとずい分少ないのは、本当に助かります。被毛もあまりカールしていず、ふわふわした直毛なので、からまる毛も少ないようです。冬の間は寒いので、風邪をひかせてはいけないと、お風呂に全然入れていませんが、被毛は脂っぽくもなくフワフワしています。
2月14日(月) 豚荒挽き肉、玄米ご飯(小豆入り)、ほうれん草、燕麦、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
椅子に座ってテレビを見ている私の膝の上に、しょっちゅう飛び乗って来るヴィッキー。
ピョン。上手くいくときだけではありません。目測を誤ったのか、鋭く研がれた爪が私の太股にググッと刺さり、思わず大きな声で「ギャーッ」と叫びました。驚いたヴィッキーは、即座に逃げ出そうとしましたが、刺さった爪はすぐには抜けず、猫の体重がかかって痛いこと。
出血した腿を手当しながら、9割方可愛いけど1割はほんと馬鹿でやっかいな猫とブツブツ考えている私でした。
2月15日(火) わあ、ヴィッキー、1歳のお誕生日おめでとう。

よくここまで大きくなったね。手のひらに乗るくらい小さかったのに。やっぱり食べ物の威力は大きいと思う。700gが3kgになるんだから、4倍じゃない。

2月17(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(小豆、たかきび入り)、つぼみ菜、サニーレタス、紅花、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
いつものように作ると、鶏肉の割合が多くなりそうだったので、ご飯をさらに加えたので、小豆とたかきびが入っています。(基本的に人間の玄米ご飯には1種類の豆や穀類を入れてます。)小豆は、そのままでは食べてくれなさそうなので、スプーンでつぶします。大正金時やいんげん豆だと一粒が大きいので、つぶす回数が少しですみますが、小豆だとそうはいきません。柔らかく煮えた小豆をスプーンの背でしこしこつぶしながら、小豆には利水効果があるなあと考えていました。翌日のトイレ掃除のときに確認してみよう。
2月18日(金) 私が、朝起きがけに一番にすること、それはトイレに直行することです。その前に、新聞がドアに挟まったままだと、風が入り寒いので新聞を抜きます。あれ、暗いトイレ横の廊下に何だか白いものがある。拾いあげると、それはトイレマットでした。トイレのドアはしっかり閉まっていましたが、ドアの下側の猫の手が入るくらいの隙間から、ヴィッキーが夜の間にせっせと引っかき出し、完全に全部外に出していたのでした。
先代ヴィッキーもよく引っかき出していたけれど、全部出ていたのは初めてです。猫の細腕といえども、恐るべし。カルシウムの与えすぎかしら。
2月19日(土) 鶏レバー、鶏ハツ、鶏手羽、玄米ご飯(小豆入り)、ほうれん草、ブロッコリー、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
猫トイレの掃除をしていると、何だかずい分お小水の量が多いような。小豆の効果でしょうか ? 小豆には利尿効果があるのです。明日また確かめてみましょう。
2月20日(日) 鶏レバー、鶏ハツ、鶏手羽、玄米ご飯(小豆入り)、ブロッコリー、レタス、しめじ、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
ヴィッキーは、部屋の中に入れていた燕麦(キャットグラス・毛玉吐き用)に顔を寄せています。成猫になったので、やっと食べるようになったのかと、立ち去った後を見ても草をかみ切った様子がありません。いったい、何をしてたの?

前日ごはんが入りすぎたせいか、食が進まなかったので、さらっと仕立てにしました。ご飯・野菜と肉類の割合も、肉類比率が高くないとあまり食べません。ご飯に、よほど食べたくなるほどの肉や臓物の味がついていないと、お皿にはご飯だけが残っています。

2月21日(月) 豚レバー、豚挽肉、玄米ご飯(黒豆、小豆入り)、ほうれん草、菊花、人参、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
小豆の利尿効果は、現れるほどの分量は食べていないようです。小豆を食べたときと尿量との相関関係はあまりなさそう。それに、人間には利尿できても、猫にも効くのかは疑問です。
2月26日(土) 実家用に注文しておいたお米の袋は、いつものように寒い玄関先に置いておきました。寒いので、リビングの扉は閉めていますが、ヴィッキーはしょっちゅう出入りします。そのたびに開け閉めしてあげるのは、かなり面倒。
その扉の向こうで、なんだかビニールをパチパチ引っかいているような音が聞こえ、扉を開けると、別に何にもしてないわ、という顔をしたヴィッキーがいたので、今まで米袋に爪をかけるなんてことはしたことがなかったので、気にしないことにしました。
ところが、運ぶために車に乗せた米袋に朝日が当たると、無数の穴が点々と開いているのに気がつきました。母に、素知らぬ顔で渡してしまおうかと一瞬迷いましたが、きっと気がつくにちがいないと思い、正直に打ち明けました。意外なことに、母はそれほど気にせず、ケラケラ笑っていました。母は、ヴィッキーが米袋に爪を立てているおちゃめ姿なを想像したようです。
2月28日(月) 鶏挽肉、鶏もも肉、玄米ご飯(白金時入り)、菜の花、パセリ、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母
鶏もも肉だけではなく挽肉も入れ、春らしい菜の花、猫の好きなパセリも加えました。と、書くと、何だかおいしそうだけれど、やはり猫は猫。人間ではない。当たり前だけれど、人間が喜びそうな食べ物と猫のご飯は違います。何が食べたいのかわかれば、作るほうも簡単なのに。