2004年12月
12月1日(水) 「ヴィッキーって、先代ヴィッキーと違うと思わない?」「そうだよ、全然違うよ。人が来るとそこに行っちゃうし、飼い主にすりすりするのが好きだし。何か、猫らしくない。」
まあ、猫らしくないかどうかは別として、ちょっと変わった猫という印象は私も持っています。椅子に腰掛けている私の胸めがけてジャンプしてきて、すりすりしながらじっと飼い主の目を見つめる。猫って、目と目が合うのは好まなかったんじゃないの?
やたらと、体をくっつけてくると、すぐグーパーグーパーでマッサージを始めるし。生後2か月立たないうちに、母猫と引き裂かれて甘える時間が足りなかったせいかと思うと不憫になるのですが、やたらあちこちにグーパーグーパー。ずっとこのままだったら、辟易してきそう。
12月2日(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(丸麦入り)、蕪の葉、人参、蓮根、燕麦、珊瑚カルシウム、ビール酵母
作りたてのときは、鶏のもも肉は生で、玄米ご飯以下の熱々の食材を混ぜ込みます。この、生の状態の肉がヴィッキーのお気に入り。一生懸命食べているのをみると、おいしいんだなあとうれしくなります。
12月3日(金) 豚荒挽肉、鱈、玄米ご飯(大正金時入り)、ブロッコリー、コリアンダー、真昆布末、ビール酵母
豚肉は、完食するまで時間がかかるので、登場する回数が減っています。それでも、鶏肉ばかりを食べさせると栄養が偏りそうで、鱈も加えています。大正金時豆は、お肉や鱈にからまるように、自然とわからないうちに食べてしまうように、と気持ちを込めてスプーンですりつぶします。
12月9日(木) 鶏もも肉、玄米(丸麦、はと麦入り)、白菜、人参、ビール酵母
鶏もも肉を使ったご飯は、すっかりヴィッキーの常食になってしまいました。
12月10日(金) 鶏もも肉、鮪、玄米(丸麦、はと麦入り)、レタス、ほうれん草、ビール酵母、珊瑚カルシウム と 鯵のお刺身
人間用の鰺のたたきを作っていたら、自分のご飯を食べた後なのに、やっぱりニイニイ欲しいよと催促され、半身をごちそうしました。鯵のお刺身はおいしいものね。
12月11日(土) 鶏レバーとハツ、マカジキ、玄米ご飯(丸麦、はと麦入り)、ほうれん草、ブロッコリー、珊瑚カルシウム、根昆布末
隔週注文できる鶏レバーには、ハツもついています。人間はハツが好きではないので、レバーのみ料理し、ハツはヴィッキーのご飯に入れてしまいます。レバーは、補血バリバリの食材なので、人間もしっかりいただきます。
12月12日(日) 鶏レバーとハツ、鶏挽き肉、玄米ご飯(丸麦、はと麦入り)、レタス、セロリ、人参、珊瑚カルシウム、珊瑚カルシウム
昨日の鶏レバーとハツの半量を使って、マカジキの代わりに鶏挽き肉を使いました。レバーやハツが入ると、ご飯全体がずいぶん茶色になります。
12月16日(木) 鶏挽き肉、玄米ご飯(たかきび入り)、レタス、人参、根昆布末、珊瑚カルシウム、ビール酵母、小麦胚芽
人の膝の上に乗り、胸に顔をすり寄せてウトウトする猫がいると、こちらも幸せな気分になってきます。先代ヴィッキーは、10年以上たたないと膝の上には乗ってはくれなかったのにと思い出すと、猫によって個性の違いがずいぶんあることに気がつかされます。
12月17日(金) 鶏もも肉、玄米ご飯(たかきび入り)、つぼみ菜、ほうれん草、ラディッシュの葉、根昆布末、珊瑚カルシウム
人間のトイレのドアに、ドカンドカンと音をさせる奴がいる。一体何事。と、音の所在を確かめに行くと、ヴィッキーが尻尾の先にウンチをつけて、それが気になるのか、尻尾を振り回すたびにウンチがドアに当たり、それが変な音になっていたのでした。全く。。。
12月19日(日) 鶏もも肉、玄米ご飯(たかきび入り)、人参、白菜、小松菜、根昆布末、ビール酵母
最近、ふさふさ猫になってきたせいか、被毛が結構抜けるようになってきました。あまり抜け毛のない猫で、世話がやけないと思っていたのに勘違いだったのかしら。生後1年たち成猫になったら、どうなることやら。ときどき、空中に猫毛がフワフワ浮いているし、先代ほどではないけれど、もっと短毛だった頃が懐かしい。
12月23日(木) 鶏もも肉、玄米ご飯(黒米入り)、ほうれん草、ラディッシュ、根昆布末、ビール酵母、珊瑚カルシウム
鶏もも肉ばかり与えていては、良くないかもしれません。生薬を加えるバリエーションがあってもいいかもしれないと考えています。薬膳フードを謳っているキャットフードもあることですし、猫にとってさしさわりのなさそうな生薬ならハーブをあげるのと変わりはないはずですから。
12月24日(金) 本鮪(マルタ産)、パセリ、紫蘇、オレガノ、ひまわり油
猫もクリスマスバージョンとばかりに、普段は食べさせたことのない鮪のお刺身をタルタル仕立てであげてみました。ところが、いつも食べなれていないものを食べたせいか、大部分を吐いてしまいました。油ののった鮪にさらにひまわり油を足したのが悪かったのか、鮪が冷たかったのかはわかりません。吐いた後も、残りの鮪をしっかり食べていたので、その後具合が悪くなるかと心配しましたが、それは大丈夫でした。やはり、ご飯は、質素なほうがよろしいようです。
12月25日(土) 鶏挽肉、鶏レバー、玄米ご飯(黒米入り)、ブロッコリー、燕麦、ビール酵母、根昆布末
昨日、届いていた鶏レバーが解凍されたので、それを使っていつものご飯。ヴィッキーは挽き肉だと鶏だというのに、あまり一生懸命食べません。肉の味は塊の方がずっと、その肉の持つおいしさが出るので、味の濃いものが好きなのかもしれません。
12月26日(日) 鶏レバー 、サンゲタン風のお粥(シャモ半丸、朝鮮人参、大棗)の残り、小松菜、蕪の葉
人間用に作ったサンゲタン風のお粥(鶏肉が丸のままではなかったので、お米を詰められなかったため)も、2回も食べると3回目までは食べる気力がありません。それでも、鍋底に残ったお粥をすくうと、猫ご飯の材料としては4食分ぐらいにはなります。朝鮮人参が入っているご飯を猫にあげるなんて、大丈夫かと思いつつ、たまになら良いだろうと作ってしまいました。夜、心なしか、いつもより、ブンブン飛び回っていたような。脱兎のごとく、部屋から部屋に駆け抜け、いったい何をやってるんだあ、という声が聞こえてきましたから。
12月27日(月) 家にやって来た日には700g しかなかったヴィッキーが、2.6kg になりました。11月15日で2.6kg だったので、もうあまり体重の変動はなさそうです。抱き上げると、本当にがっしりした骨格にがっしりした筋肉がついています。先代ヴィッキーは、もっとフニャッとした筋肉で、骨ももっとほっそりしていましたがジャンプ力はあり、120cmぐらいのところは平気でジャンプしていたし、高いところが好きでした。
ヴィッキーは高いところには、あまりいたことがないのですが、ジャンプの距離をきちんと測れるようになってきました。椅子に座っている私の膝や胸に、フワッと飛び上がってきます。ボーッとしているときに、いきなり来られると、一瞬びっくりすることもありますが、しばらく膝の上にいてウトウトされると、それが伝染して私も眠くなってきます。
12月30日(水) 鶏リブ、玄米ご飯(黒米入り)、小松菜、人参、ブロッコリー、ビール酵母、根昆布末、珊瑚カルシウム
鶏のリブとはどこぞの部位でしょう。胸肉の下でしょうか。そのリブを茹でて、人間用に半分、猫用に半分取ってご飯を作りました。骨付きの肉は、いいだしが出て通常よりおいしそうです。
12月31日(木) めばち鮪、パセリ、三つ葉、キャットニップ
人間が食べておいしい鮪でしたのに、なぜか半分しか食べませんでした。近頃にしては、こんなに残すなんてめずらしいです。クリスマスイブの日の苦い経験のせいかな、とも想像しましたが、いずれにせよ、お刺身だけというのは今後はやめておこうと思います。お肉に少し混ぜてあげた方が、ヴィッキーには良いようです。