猫無機ミネラル葉っぱ

5〜6年、私はサプリメントをかなり大量(1ダース以上の種類)に摂取していました。ところが、コレステロール過多に効くというサプリメントを順繰りに飲んでも、毎年の健診結果は、はかばかしくなく、とうとう昨年は一線を突破してしまいました。超健康お宅なのに、情けない。
毎年、大豆レシチン、レシチン、紅麹、EPA等、いろいろ飲んでもどれも私には効果はありませんでした。だからという訳ではありませんが、猫にサプリメントを与えるのが効果があるのかどうか疑問に思っております。

生体はホメオスターシスを持ち、足りないものは作り出し、余分なものは蓄積し、バランスを保っています。薬といえども肝臓にとっては異物であり、肝臓はそれを分解し、無害なものに変えるために働いています。薬が分解されることなく限りなく効き続けると、たとえば熱冷ましが限りなく効いたら体温はどんどん下がっていき、高圧剤が効き続けたらどんどん低血圧になってしまいます。

手作りご飯だと、必須脂肪酸は植物油で補うとして、ヴィタミンやミネラルが足りているのかどうか。人間のように大きくない小さい猫だから、必要な栄養が不足すると影響力が強く、よって栄養のバランスが大事といわれています。
しかし、単に大きさの比率の問題なのでしょうか。人間だって猫だってそれぞれの種が必要としている栄養分は、不足すれば差し障りがあるのは同じはず。だから、人間も外食するなら一品料理でお腹を満たすことなく、定食を食べましょうと言われているはずです。

でも、ヴィタミンやミネラルは、結合しあって存在する有機の状態(キャットフードの中には、キレート化(金属がアミノ酸と結合)されたミネラルだから吸収しやすいと謳っているものもあります)ではなく、単体の無機の状態で生体が吸収できるものなのでしょうか。吸収できても無機ミネラルが体にとって有害である、と唱えている人たちもいます。ミネラルウォーターのように、雨水に溶けた鉱物を含む水は、人間には分解できずに体に溜まっていくので、それが結石や関節炎の原因だという考えなのです。

古来、人間は雨水や植物、動物から水分を摂取しており、植物だけが無機ミネラルを有機ミネラルに変えることができるというのです。人間は、昔から湧きだす泉の水は飲んでいたのだし、ミネラルウォーターが良くないものなのかどうかは半信半疑ではありますが、確かに結石はその人自身が作り出すもの、カルシウム分が固まったものです。結石体質や関節炎体質の人は、ミネラルウォーターを飲まない方がいいのかもしれません。

この説を詳しくお知りになりたい方は、以下のホームページをご覧ください。
ランドーン博士(ww6.tiki.ne.jp/~jubishi)
バニック博士(www.waterdistillersaustralia.com.au/waterchoiceisclear.htm)
ワイル博士(www.drweil.com)
ブラッグ博士(www.bragg.com/health_info/ea_water1.html)

ヴィッキーが家に来て1か月後、
食物からのみ栄養補給させていましたが、手作り食の運命かカルシウムとリンのバランスは、どう調整してもリンの方に軍配が上がってしまい、子猫の骨格を形成するためには、やはりカルシウムをもっと食べさせるべきなのではないかと考えるようになりました。
そこで、昔から沖縄では海に漁をしにいき何も捕れなかったときは珊瑚をとってきてスープにしたという記事を読み、珊瑚カルシウムなら食品であってサプリメントとはいわないだろうと、珊瑚カルシウムパウダーを食事に混ぜています。もちろん、珊瑚カルシウムですから無機の状態ではありません。